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本日は、大阪府堺市のPanasonicリフォームclub様のショールームにて、『光触媒コーティング塗装(インラッシュコート)』を施工させて頂きました
ショールームや応接室へお客様に安心してお越し頂く為、コロナウイルス対策の新たな試みとして、『光触媒コーティング塗装』を施工させて頂く運びとなりました。
『光触媒』とは酸化チタンを主成分としたコーティング剤です。天井や壁に吹き付けると酸化チタンの薄い透明の金属膜ができます。酸化チタンに『光』が当たると空気中の水と光が反応して活性酸素ができます。この活性酸素が有機物を分解します。菌やウイルスも有機物で出来ている為、この活性酸素の分解作用で菌やウイルスの一部が分解されて不活性化するしくみです。これにより菌やウイルスが活動できなくなるということです。
『インラッシュコート』には光触媒のしくみに加えて、フッ素樹脂・銀粉・銅粉が含まれています。
フッ素樹脂によって強力な超耐候性の塗膜を形成することができ、光触媒+銀・銅で強力な除菌/防カビ/抗ウイルス効果を発揮します。従来の光触媒塗料にはあまり無かった機能が付加されている点で唯一無比のコーティング剤といえます。インフルエンザウイルス、ノロウイルス、新型コロナウイルス等に十分効果が見込めるものと言われています。
〇施工前にルミテスター(測定器)*1 でATP*2拭き取り検査をします。
〇インラッシュコートを吹き付けします。壁・天井、テーブルや椅子様々な場所に塗布していきます。
〇吹き付け終了から3時間後、再度ルミテスターでATP拭き取り検査をします。
壁 1766⇒223
テーブル 1424⇒128
トイレ 591⇒462 *3
測定の結果このような数字になりました。トイレは毎日綺麗に清掃されているので元々の数字も高い値ではありませんでしたが、上のように減っているのが分かります。
*1…キッコーマンバイオケミファ株式会社製 ルミテスターSmartPD-30
*2…数値はATP(Adenosine triphosphate アデノシン三リン酸の略語)の量。地球上すべての生物のエネルギー源としての存在する化学物質で、ATPは生命活動が行われている所には、必ず存在します。例えば、動物、植物、菌が持っており、そこから発生する、体液、死骸、食物残渣等にも存在します。つまり「ATPが存在する」ということは「生物、あるいは生物の痕跡が存在する」証拠であり、菌の餌が存在する(菌が存在する可能性が高い)環境であると言えます。
*3…ルミテスターによる数値の基準 通常、何もしないまま、手のひらをATP測定器で測定すると、10,000~50,000程度の数値がでます。手を綺麗に洗ってから、再び測定してみると、数値は1,500程度まで落ちます。常に手を洗って調理を始めるという基準値だと理解できます。
■管理基準値(参考)
手指「1,500」まな板「500」手術室「300」