屋根塗装終了後、縁切りをしました。この屋根材はクボタのアーバニーです。割れやすい材質なので十分注意をしながら縁切りをしました。一般的に多く使われている屋根材、カラーベストはタスペーサー(縁切り部材)をカラーベストの重なり部分に入れるだけで縁切りが出来ますが、アーバニーはタスペーサーを使えないので縁切りをしないと雨漏りの原因になります。
バルコニー防水塗装しました。見違えるほどに綺麗になりました。
スーパーシャネツサーモSI 上塗り2回目塗りました。
付帯部をマックスシールドSIで2回目塗りました。
シャッター塗装しました。ロール式のシャッターなので、どうしてもキズが付きやすいのですが、キズの付きにくい2液型シリコン系塗料で塗装しました。
棟板金の継ぎ目のシーリングが、雨や紫外線の影響で機能を果たしていないくらい劣化していました。雨漏りの原因になりますので、上塗りを塗る前にシーリングを打ちました。釘が抜けていた所があったので、釘を打ってから釘頭もすべてシーリングを打ちました。
施工前
施工後
上塗り1回目スーパーシャネツサーモSIを塗りました。この材料は、2液型シリコン塗料で、遮熱効果もあります。真夏の屋根は非常に熱くなりますが(約60℃)、遮熱効果により塗っていない所と比べると15~20℃くらい低くなります。室内温度が下がっているのを体感できます。
樋や幕板などの付帯部をマックスシールドSIで塗装しました。付帯部塗装工事は一般的に1液型ウレタン塗料で塗る事が多いのですが、諸建(もろけん)では耐候性がよく、紫外線対策として長期間美観保持するように、2液型シリコン塗料のマックスシールドSIを採用しています。
エアコンホースのカバー(スリムダクト)は、外壁を塗る前に外して塗装しました。
超低汚染リファインSI上塗り2回目塗装しました。
外壁はシーラー、微弾性フィラー、超低汚染リファインSI2回、合計4回塗りました。
屋根は、サーモテックシーラー、下塗りを塗りました。この材料は下塗りですが遮熱効果があります。ローラー塗りをして、ローラーで塗れない所は刷毛で塗りました。
超低汚染リファインSI、上塗り一回目を塗りました。この材料は一般的なシリコン塗料と比べ、親水性が高く雨水で汚れを洗い流してくれます。塗膜の劣化要因であるラジカルの発生を抑制する機能もあり、室内の温度上昇を抑える遮熱効果もあります。
二階外壁
一階外壁
旧塗膜をオービタルサンダーで削りましたが段差がひどい所は、パテをしました。
パテが乾いてからシーラーを塗りました。
軒天に一番多く塗られている、マルチエースⅡを二回塗りました。艶消しで落ち着いた感じに仕上がりました。
外壁は下地のセラミックにシーラーを十分に浸透させ乾かしてから2回目の下塗り、エピテックフィラーAEを塗りました。エポキシ系の微弾性フィラーです。
軒天・破風の下地調整をしました。以前は軒天にケイカル板を張りジョイント部分にパテをして塗装していましたが、パテをした部分が割れてきたり塗膜のめくれがおきたりするので、現在はほとんどパテをしない施工になっています。
K様邸ではそのような割れ・めくれが発生しており、まず既存塗膜のめくれている所をオービタルサンダーで削り取り、段差をできるだけ無いようにしました。
ジョイント部分は割れにくくする為伸縮性のあるコーキングを打ってからシーラー(下塗り)を塗りました。
外壁は下地がセラミックなので、エポキシ系シーラーでしっかりと浸透させるように塗りました。
左側→シーラーを塗る前 右側→シーラーを塗った後
足場が組み終わったので、塗装する前に屋根・外壁を高圧洗浄しました。屋根は苔が生え、水はけが悪い状態です。高圧洗浄で、苔を除去してから塗装にはいります。
外壁は、前回塗装時の塗膜がセラミック塗装で、仕上げ材のクリアーが、雨風・紫外線の影響で劣化し無くなってしまっていました。手で触っただけで、剥がれ落ちる状態です。高圧洗浄で洗い流しました。
擁壁も真っ黒になっていましたので、高圧洗浄で綺麗にしました。
K様邸、無事に足場仮設終わりました。
色選びにとても悩まれ、実際の建物を見て参考にしたりしながらご希望の色も決まりました!K様のご期待に添えるよう、スタッフも気を引き締め丁寧に工事をスタートしたいと思います。